東京の総合建設業はどのような役割の方が支えているのか?

東京には数多くの総合建設業があります。
これらの業務は、自ら施工するのではなく、多くの専門職や専門の業者を集めて、チームを作って管理する業務です。
今回は、総合建設業自体どのような仕事をしているのかを解説していきましょう。

東京の総合建設業は多くの役割で支えられている

東京にある総合建設業はほとんどが本社あるいは本店です。
地方の総合建設業が東京営業所や支店を置いているケースもありますが、大手ゼネコンの多くは本社が東京です。
そのため、総合建設業の役割のほとんどが集中しているといえるでしょう。
そんな総合建設業で働く方は、営業、研究開発、設計、設備、施工管理、そして事務です。
次の項目では、それぞれの役割について解説しましょう。

総合建設業の役割を解説

東京にある総合建設業は、先ほど紹介したほとんどすべての役割の方が所属しています。
支店の場合は、そうでない場合も多いのですが、東京の場合は大型の工事が多いので、支店であっても一通りの役割の方が揃っています。

営業は、地域開発や企業の進出、入札などの情報収集を行いつつ、発注者から要望を聞いて各部門と協力しながら提案書を作成します。
会社の窓口として大きな役割を担っているのが特徴です。
研究開発は、支店に所属していることはあまりありませんが、工法の研究や資材の開発を行って、より工期を短くしたり、コストを削減したりといった目標で活躍しています。
設計は、文字通り設計を行う部門です。
土木設計や建築設計、デザインなどを行う意匠設計、さらには構造設計といった業務を行っています。
設備はイメージしにくいかもしれませんが重要な役割です。
ここでは、空調、電気、エレベーターといった設備の配置を考えて設計書や予定通りに工事が行われているか管理する業務です。
施工管理は、いわゆる現場監督的な役割の方です。
スケジュールや作業順序の確認、さらには原材料の購入に必要なお金の計算や品質管理、安全管理を行い、現場工事がスムーズに行われるように進める業務です。
事務は縁の下の力持ちとして、資金管理、健康管理、現場の予算管理や資材の発注、さらには事業主や近隣への対応などを行っています。

これらの役割を持って総合建設業を営んでいるのです。