埼玉は、人口も多く、企業も北関東では特に多い地域です。
そのため、電気工事が施工される機会も非常によく見かける地域といえるでしょう。
そんな電気工事はどのような仕事内容なのでしょうか。
埼玉でも活躍している電気工事とは?
電気工事とは簡単に言えば、発電設備から変電設備、配送電設備などを設置していく仕事です。
発電設備というと埼玉では火力や原子力の発電所がないから、あまり関係ないというイメージがありますが、秩父地域の水力発電所や埼玉の各所にある太陽光発電の施工等活躍している場所は非常に多くあります。
また、埼玉県内の企業や事業所内に独自の発電設備を持っているところも多いので、そういった場所でも活躍しているといえるでしょう。
変電設備や電柱などの配送電設備といった電気のあらゆる工事を行っていることを考えると、埼玉では様々な場所で電気工事を行っているところを目にすることができるといえるでしょう。
小規模な工事なら資格がなくても電気工事ができる?
埼玉の無数の場所で電気工事が施工されていますが、基本的には電気工事士の資格を持った方が工事に当たっています。
しかし、一部の電気工事は小規模なものであれば無資格でも従事できることが少なくありません。
無数に工事する場所があるために、電気工事士だけでは対応できない部分もありますが、電気工事と並行して建設工事を行っている場合はスムーズな施工の目的で無資格でもできるようになっています。
そんな無資格でもできる電気工事の仕事は次のものが挙げられます。
1・地中電線用の管や暗渠の設置・変更工事
2・使用電圧が600V以下の配線器具を除く電気器具や、蓄電池に電線をねじ止めする
3・使用電圧が600V以下の開閉器や接続にケーブルやコードを接続する
このように直接電線を触らない電線を通す管を施行したり、バッテリーなどに電線をねじ止めするような業務は無資格でもできます。
また、ケーブルやコードが無資格で接続できないとなると他の建設工事に大きな支障が出ることから、無資格でもできることは大いに意義があります。
もちろん、それ以外は埼玉をはじめ全国で電気工事士の資格が必要な工事になります。