訪問介護のお仕事は?

訪問介護のお仕事はどんなもの?

訪問介護はどんな仕事をしているのでしょうか。「介護」と聞くと、ブラックな職場環境が思い浮かぶかと存じます。介護の仕事は、確かに大変な部分があるのも事実。ただ「介護だから大変」ではなく、どのお仕事でも共通して言えることでしょう。
では訪問介護に当たる人は、どういう形で働いているのでしょうか。探ってみました。

事前の打ち合わせ

訪問介護は1日に一軒だけでなく、時に数軒回ることもあります。訪問前に、訪問先の様子を把握。介護に当たる人はどういう人なのか。ご家族の形態もしっかりとチェック。また過去の経歴も見ておきます。訪問介護の利用者の中には、ものすごい経歴を持っている人も少なくないもの。敬意を持って接していきたいものです。
利用者の状況により、介護のやり方は大きく変わります。例えば椅子に座って食事ができない場合は、どうしてもベッドの上での食事になるでしょう。食欲がないというのなら、無理に食べさせるのも酷な話と言えます。

お買い物支援

いざ訪問介護のスタート。遠くのお宅に訪問することは、ほとんどありません。阿倍野区の訪問介護事業所に働く場合は、阿倍野区近辺での訪問になります。
介護の内容は様々。例えばお買い物支援です。冷蔵庫に残っているものをチェック。また御本人の希望もしっかりと聞いておきます。近所のスーパーに買物を行くだけでも大変ですが、利用者にとっては大冒険。店まで行くまでに楽しくお話しながら、買い物します。

食事介助

食事介助も重要なお仕事。利用者様の状況によっては、特別食を用いることもあります。例えば噛む力が弱まっている場合、ミキサーなどで食事をペースト状に。若い人ならどか食いもある意味許されますが、介護利用者にとっては命取り。ゆっくり食べるように促すのも、大事なお仕事です。
食事を作るのは大変と思われるでしょうが、問題なし。事業所によりけりなので一概にはいえませんが、料理が得意な人が食事を担当。作り置きをするので、大きな負担になることはないでしょう。