作業療法士は、病院などでリハビリテーションを担当する専門職です。
そんな作業療法士も小児、特に障害を持つ小児が通う放課後等デイサービスでも活躍しています。
埼玉でも活躍している作業療法士が放課後デイサービス(放課後等デイサービス)での活動について解説していきましょう。
作業療法士の強みを生かした放課後等デイサービス
作業療法士は、感覚や運動の機能に詳しいという強みがあります。
これは、放課後等デイサービスの利用者である障害のある子どもにとっても重要なことで、発達を支援するという意味でも作業療法士の領域は大きな貢献をしてくれます。
それは埼玉の放課後等デイサービスも例外ではありません。
このように活躍の場がある作業療法士ですが、主な役割は3つあります。
それは、機能へのアプローチ、感覚の訓練、学習の支援です。
まず、機能へのアプローチとして運動の機能訓練が挙げられます。
より自分に合った動かし方で身体を動かしたり、できない動きをできるようにしたりといった訓練を支援します。
次に感覚の訓練も作業療法士の重要な役割です。
作業療法士は感覚に関して非常に深い知識や技術を持っており、障害がある子どもたちの感覚を呼び覚まし、より自立した活動ができるようにしていくのが特徴です。
最後が学習の支援です。
学校の宿題といったものだけでなく、日常生活で学習すべきこと、たとえば片付けの方法や整理整頓の方法といった学習も支援します。
意外な分野でも活躍する放課後等デイサービスの作業療法士
作業療法士は医療機関の場合、リハビリテーションがメインの業務です。
しかし、放課後等デイサービスでは、そういった業務に加えてイベントや行事の規格、子どもたちの送迎を行うといった業務もあります。
また、保護者のフォローアップも行い、自宅でできる機能訓練についても保護者に指導するといったこともあります。
いずれにしても埼玉の放課後等デイサービスでも幅広い業務を担当しているのが作業療法士です。