宮崎県の県庁所在地として知られる宮崎市。少子化対策として、子育て世帯への給付金など独自の対策を行っています。保育園も充実し、共働き家庭が安心して暮らせる環境が整っています。
宮崎市の保育園の数や特徴は?
保育園は0歳〜就学前の子どもの保育を行う施設です。宮崎市では、保育園のほかに認定こども園、小規模保育事業、事業所内保育事業に通うこともできます。
認定こども園とは、幼稚園と保育園の機能を合わせた施設のこと。保育園と同様0歳〜就学前の子どもが対象で、幼稚園のような教育も受けることができます。
小規模保育事業とは、主に0歳〜2歳までの子どもを預かる施設のこと。人数が少ないので、手厚い保育が行えるのが特徴です。
事業所内保育事業とは、企業に併設された保育園のことです。保護者の送迎の手間がかからないため利用しやすいのがメリットです。
市内の全施設を合わせるとおよそ160園。定員数や保育時間、教育方針などは園によってさまざまです。
宮崎市の保育園に入園するには?
宮崎市の保育園に入園するためには、まず希望施設へ見学に行きましょう。書面ではわからない園の雰囲気を感じたり、疑問点を解決する良い機会になります。あわせて、市ホームページで最新の空き状況や申請締切日も確認しておきましょう。
次に、保育幼稚園課の窓口で申し込み手続きを行います。申請書や保育の必要性を証明する書類(就労証明書など)といった必要書類があるので漏れのないようにしてください。選考が終わり、入園が決定すれば施設から連絡が入ります。
また、宮崎市ではマイナンバーカードを利用した電子申請の受付も始めました。平日に行くことが難しかったり、待ち時間を避けたい場合に便利ですね。郵送申請もあるので、自分に合った方法で手続きできます。
保育園に空きがなければ幼稚園に通う選択肢も
宮崎市内ではここ数年で認定こども園の数が増え、より保育環境が充実しています。新設というよりは、既存の保育園や幼稚園がこども園に移行するケースが多いようです。
また、預かり保育を実施している幼稚園も多くなっています。万が一保育園の空きがなかったときは、幼稚園も検討してみてくださいね。