広島県には中四国地方の拠点空港である広島空港、国際海上コンテナ輸送網の拠点である広島港、福山港などがあります。そのため県内外だけでなく、グローバルにも対応した物流インフラが整っている点が強みです。また、物流生産性を向上させるため、ここ数年で高速道路の整備にも力を入れています。
今回はそんな広島県で、物流コストや梱包に悩みを持つ方に向けて「木枠梱包」について紹介します。
木枠梱包とは?木枠梱包のメリット・デメリット
木枠梱包とは、国内輸送向けに施される梱包仕様です。木枠と木枠の間に隙間を開けて組み立てるため、「すかし梱包」とも呼ばれます。
木枠梱包のメリットは、その他の梱包方法と比べて材料となる木材や合板の使用量が少ないため、コスト(材料費)が安い点です。また箱に隙間があるため、積み上げられた状態でも中身が確認できる利点があります。デメリットは隙間から雨や塵、埃が入るため、水に弱い製品や精密機器などの梱包には不向きです。また木枠梱包の構造上、密閉されているものに比べ外からの衝撃に弱い点が挙げられます。そのため、木枠梱包に適した製品であるかの確認が必要です。
その他の梱包方法(密閉梱包)
木枠梱包の他に、密閉梱包があります。密閉梱包とは木材や合板で密閉し、中身が見えないように周囲を覆う梱包です。雨や塵などの外的要因を防ぐため、機械製品や部品など、水やサビに弱いものを運ぶのに適しています。また、外から中身が見えないためプライバシーの保護も可能な梱包です。
一方デメリットは、木枠梱包に比べ材料費にコストがかかります。また、開梱に時間を要する点も挙げられます。
広島県の木枠梱包業者についてご紹介
広島県の木枠梱包業者について調査したところ、約100社以上の梱包・物流企業が確認できました。中には、お客さまのニーズに併せてオーダーメイドで木枠梱包を行なってくれる業者もあります。
インターネットでは、広島県の梱包・物流企業の一覧を確認するのがおすすめです。
実績や口コミなどの客観的な評価を確認した上で、自身が扱う製品に最適な梱包を行なってくれる企業を選びましょう。