高知は、四国にあり四万十川に代表される清流や豊かな自然に恵まれている地域です。高知は、北は愛媛、徳島に南は太平洋に面し扇状に突き出した地形です。高知は、温暖多湿な気候が特徴で亜熱帯植物が自生し高知平野では早場米が収穫されます。
温暖多湿な高知には亜熱帯植物が自生している
高知は温暖多湿な気候が特徴の地域です。太平洋を臨む海岸線は長く西はリアス式海岸、東は隆起海岸となり平坦な砂浜が続くといった特徴があります。高知では温暖多湿な気候から足摺岬や室戸岬にはアコウやビロウといった亜熱帯植物が自生するといった特徴があります。また、県立の牧野植物園にはパパイヤやバナナなどの熱帯植物が植生されています。植物園内に植栽されているほとんどの植物は野生種で四季ごとに楽しむことができます。
高知の台風上陸数全国2位!
高知は、昔から台風の大きな被害を受けてきました。日本は、台風の多い国です。このような中、高知県の台風上陸回数は全国2位です。日本に接近する台風の大半は南東の海で発生しています。そして、発生した台風は上空の風に流され北へ向かうため鹿児島や高知県の近くを通ることが多くなります。では、台風発生時の台風中継が高知からされるものが多いのはなぜでしょうか。これは、高知の広い海岸からだと、高波などの映像が中継しやすいという理由からです。
台風被害など自然災害から私たちの生活を守る土木工事
台風の上陸回数が多い高知では被害もそれなりにあります。このような時、必要となるのが土木工事です。台風の被害では、川の氾濫や土石流、がけ崩れ、地すべりがあります。また、建物被害や道路の崩落などさまざまな影響があります。これらの台風被害は普及支援が必要となります。土木工事では、台風被害による復旧作業などが進められます。また、今後同様の災害が発生しないような対策工事なども行われます。このように、土木工事は自然災害が発生した後、私たちの生活が1日も早く戻るよう多大の尽力がされています。災害の多い高知では土木工事がとても重要な役割を果たしているのです。